4.9GHz帯無線LAN機器
無線LANブリッジJRL-849AP/ST

特徴
JRL-849APは4.9GHz帯に対応した高耐久性の無線LANです。
自己診断機能を有し、WEBサービスにブラウザでアクセスすることにより、通信の状況を可視化して提示します。
省電力設計なので太陽電池と組み合わせて運用することも可能です。
自己診断機能を有し、WEBサービスにブラウザでアクセスすることにより、通信の状況を可視化して提示します。
省電力設計なので太陽電池と組み合わせて運用することも可能です。
干渉の影響が少ない4.9GHz帯対応
一般の無線LANと干渉しない4.9GHz帯を利用しますので、干渉のない安定した無線回線を構築できます。
- 本装置を操作するには、無線従事者資格が必要です。
- 本装置をご使用になる場合は、最寄りの総合通信局(総務省)への登録が必要です。
動的メッシュネットワーク対応
短時間で経路を自動的に切り替えるメッシュネットワーク機能を備えているので、経路の障害に対して柔軟に対応できます。
電源セルフタイマー機能
RTCを内蔵している為、設定した時刻にON/OFFさせる事ができ、システムにタイマーを準備する必要がありません。
USBでGPSを接続可能
アクセスポイントを移動させても地理情報を自動的に取得できます。
また、GPSを使わない場合、USBポートにメモリーを差すことで長期のLOGをバックアップすることもできるので、万が一の際にも安心です。
また、GPSを使わない場合、USBポートにメモリーを差すことで長期のLOGをバックアップすることもできるので、万が一の際にも安心です。
同期ファームウェアアップデート機能
ファームアップウェアをバージョンアップする際に、設定した時刻に合わせてバージョンアップを実施できるためバージョンのばらつきによるネットワークの不具合が発生しづらくなります。
障害時ファームウェア二面構成
万が一ファームウェアが破損し再起動ができなくなった場合、予備の面から起動することで障害の復旧対応を容易にします。
WEBブラウザによる遠隔からの機器監視
通信状態の確認を遠方から行えます。また、通信状況の確認内容は主にグラフ表示になっているため、変化を容易に把握できます。
PoE給電とDC12V給電の二つに対応
PoE HuBを使わずにリレー中継させる際にDC12Vを利用できます。
豊富なアンテナ・バリエーション
無指向からハイゲインの指向性まで豊富なバリエーションのアンテナが技術適合しています。
システムに合わせて個別に技術適合申請をすることも可能です。
システムに合わせて個別に技術適合申請をすることも可能です。
仕様
項目
| JRL-849AP
| JRL-849ST
| |
登録局
| 携帯基地局
| 携帯局
| |
通信の相手方
| 携帯局
| 携帯基地局および携帯局
| |
特定無線設備の種別
(適合証明規則) | 第2条第1項第19号の5
| 第2条第1項第19号の9
| |
5GHz帯無線アクセス
| 5GHz帯無線アクセス
| ||
システム用基地局等(I)
| システム用陸上移動局等(I)
| ||
技適・工事設計認証番号
| 001-A06544
| 001-A06546
| |
無線性能
| 周波数帯
| 4.9GHz帯(4900~5000MHz)
| |
チャネル帯域幅
| 20MHz, 40MHz
| ||
チャネル
| 20MHzシステム:4920,4940,4960,4980MHz
40MHzシステム:4930,4970MHz | ||
空中線電力
| 0.1W(2アンテナ運用時)
| ||
アンテナ端子
| SMA-J ×2(MIMO対応)
公称インピーダンス 50Ω 認定済みアンテナはお問い合わせ下さい | ||
変調方式
| 直交周波数分割多重(OFDM)方式
| ||
無線伝送速度(※1)
規格値
| 40MHzシステム:
MIMO(※2):300, 243, 216, 162, 108, 81, 54, 27 [Mbps] SISO(※3):150, 121.5, 108, 81, 54, 40.5, 27, 13.5 [Mbps] 20MHzシステム: MIMO:130, 117, 104, 78, 52, 39, 26, 13 [Mbps] SISO:150, 65, 58.5, 52, 39, 26, 19.5, 13, 6.5 [Mbps] 54, 48, 36, 24, 18, 12, 9, 6 [Mbps] (設定により自動切替または固定) | ||
無線機能
| 通信規格
| IEEE802.11j/n
| |
通信モード
| インフラストラクチャ(AP)
| インフラストラクチャ(STA)
| |
通信モード
| メッシュアクセスポイント
| メッシュアクセスポイント
| |
無線チャネル選択
| 設定により固定
| APに自動追従
| |
マルチSSID/VLAN
| 16SSID / 16VLAN(SSID毎)
| 3SSID / 3VLAN(SSID毎)
| |
マルチSSID/VLAN
| ANY SSID 応答/拒否機能
| ANY SSID 機能
| |
ローミング機能
| ―
| あり
| |
QoS機能
| JRC QOS(※4), IEEE802.11e
| ||
暗号化機能
| WEP, WPA-PSK(TKIP/AES), WPA2-PSK(TKIP/AES),
IEEE802.11i, IEEE802.11w, 独自暗号化方式 |
※1.表示の数値は、無線LAN規格の理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度と異なる。
※2.Multiple-Input and Multiple-Output
※3.Single-Input Single-Output
※4.SSID毎、あるいはCOS値による優先制御(4クラス)設定可能。優先Queueを全て処理してから次優先を処理するPriority Queuing機能ではなく、低優先Queueにも送信機会を与える方式。
無線機能
| 接続端末数
(暗号化毎) | 暗号化有り:
IEEE802.11w 128台 IEEE802.11i 128台 AES 1_SSID時 123台 16_SSID時 108台 TKIP 1_SSID時(※2) 63台 16_SSID時(※3) 48台 WEP 128台 JRC暗号(独自) 128台 暗号化無し: 128台 |
有線側パケット長
| 64~4096(CRC 4B,およびVLANタグ除く)
| |
マルチキャスト機能
| フラッティングモード(※7),リピータモード対応
| |
管理機能
| SNMPエージェント機能(v2)
WLC8オプションによる監視 | |
その他機能
| MACアドレスフィルター
MAC認証(WLCオプションが必要) SSIDステルス機能 子局間通信禁止 | |
設定機能
| HTTP(Internet Explorer 10以上),SNMPによる設定
| |
インターフェース
| LAN
| 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T AUTO-MDI/MDIX
|
USB I/F
| 指定のUSBメモリ,GPS受信機を接続可能
| |
表示(LED)
| PWR 電源状態
W1 無線部1接続状態 W2 (未使用) LAN-LINK 有線接続状態 LAN-SPEED 有線接続速度 | |
構造等
| 外形寸法
| W155×H37.2×D90mm(突起物を除く)
|
質量
| 約0.4kg
| |
設置環境
| 屋内設置(非防水)
屋外設置の場合は屋外筐体等に収容 | |
電源
| PoE または DC12V
PoE:IEEE802.11at(type1) DC12V:9.6V~14.4V | |
消費電力
| 12W以下
| |
環境条件
| 動作温度 -20℃~+65℃
動作湿度 20%Rh~90%Rh(結露しないこと) |
※5.Hardware暗号59台+Software暗号4台=計63台
※6.Hardware暗号44台+Software暗号4台=計48台
※7.無線区間を双方向で無線再送を行う(APからSTAへのマルチキャスト再送に対応する)。
当該モード時はリピータ動作となる。
当該モード時はリピータ動作となる。
※8.Wireless LAN Controller(JRC型名NID-100)