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瀬戸内海大久野島(ウサギ島)との海上4km無線伝送で観光Wi-Fi試験。離島までの中継と広域Wi-Fiエリア化を同時実現
2016-03-17
株式会社エフォートシステム(本社:広島県広島市中区舟入川口町21-7、代表取締役社長:赤羽泰茂)は日本電業工作株式会社(本社:東京都千代田区九段南4-7-15、代表取締役社長:瀬川純、以下 DENGYO)とカワミツ産業株式会社(本社:広島県廿日市市桜尾1丁目9-21、代表取締役社長:河野泰樹)とともにこの度、野生のウサギが棲息することで知られている大久野島(おおくのしま)に、広島県竹原市から沖合い最大4kmを海上無線伝送して島内の観光Wi-Fi試験を実施しました。
概要
大久野島は、瀬戸内海に位置する島で、芸予諸島の1つです。広島県竹原市から沖合い約3kmに位置し、周囲は4.3kmの島で、1934年(昭和9年)に瀬戸内海国立公園に指定されています。近年約700羽もの野生のウサギが棲息することで知られ、ウサギ島として国内外を問わず多くの観光客が訪れています。特に年々外国からの観光客が増加し、このため、本土からの基幹回線の増加とWi-Fiアクセスポイントサービスの提供が望まれています。
システム
FalconWAVE4.9G-MPプラス(MP)は、通信の安定性に定評のある4.9GHz帯を利用した長距離無線伝送をおこなう機能と屋外広域Wi-Fiスポット化を実現するアクセスポイント機能を同一筐体に内蔵した無線システムです。
このシステムが導入された場合、ウサギ島を訪れる観光客に対するWi-Fiサービスを提供でき外国人を含めた観光客への利便性が向上します。
試験結果
竹原市本土側に設置したMPから大久野島第2フェリー乗り場に設置したMPまで伝搬区間1:海上3kmの伝送、伝搬区間2:大久野島休暇村までの海上4kmの伝送において、低所に仮設置した簡易中継試験で17Mbps以上を確認しました。その他、島内のWi-Fiエリア化試験としては、大久野島休暇村前に設置したアクセスポイントから敷地内のエリアと休暇村1Fロビー内のエリア化に成功しました。
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